Zortrax m200は安定して高品質な出力を提供してくれる信頼の3Dプリンタで、普段僕はZortrax Z-ULTRATフィラメントというABSベースだけど耐衝撃性がとても高いZortraxオリジナルフィラメントを使っています。多少値段は張るがこの耐衝撃性は唯一無二という感じでした。
しかし気温が低くなるとABS同様反りが発生しやすくなります。このための対策としてサイドカバーは必須なのですが、追加でトップカバーを作ることにしました。
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トップカバーを作る
Thingiverseで探すといくつかトップカバーを作っている人がいますが、今回はいろんな素材に対応できそうな以下のモデルを拝借します:
モデルの投稿者はこれをZ-ULTRATでプリントし、PET樹脂の板を組み合わせて作ったようです。僕はPET樹脂の代わりに安くて断熱性が高く加工しやすい、しかもそれなりに溶けにくいプラダン(PP製)を使うこととします。
まずは側面と、天板を切り出します(天板の写真は撮り忘れた) 。
背面にあたる板はフィラメントとフラットケーブルの取り回しのため切り欠きます。(あとで上からビニールを被せることで断熱性を確保します。)
天板と前面の板以外を置いてサイズを微調整。
前面以外の面同士はテープでくっつけちゃいます。メンテナンスのしやすさを考慮して、前面は磁石でくっつけるだけにしました。
前面と側面のくっついているところ。
閉じるとこんな感じ。
ABSとZ-ULTRATが格段に反らなくなりました。やったね!
良いフィラメント見つけた
寡聞にしてしりませんでしたがトップカバーについて調べてる段階でPETGフィラメントというのが結構評判が良いようでした。
試しに安いフィラメントを買ってみたところ、Z-ULTRATより少し脆いですが十分な強さでツヤがあり、低温でプリントできるので反りにくい、かなり良いフィラメントでした。トップカバーと組み合わせるとよりプリントが安定します。
今後はPETGを積極的に使っていこうと思います。
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