昨年夏、Niantic川島さんのnote記事が一部界隈で盛り上がりました:

網膜投影で画像の美しさに定評のあるHMD、Avegant Glyphを軽量化してどこでもステルスHMDができるというこの改造、かっこよすぎて欲しすぎました。

改造自体は瓶詰さんがやったとのことで、しかもハウジングの3Dデータを公開してくださっています。マジ神:

さっそくフリマアプリで中古のAvegant Glyphを手に入れます。1万円前後にまで価格が下がっているのは最高としか言いようがない。

では、分解していきたいのですが、瓶詰堂さんのサイトでは分解の過程が記述されていません。ネットにもほとんど情報がなく、GOROmanさんの7月6日の画像連投が唯一と言って良い情報でした:

では、いざ分解。

流れとしては、

1. イヤーパッドを外す

2. ネジを外してスピーカー部を開ける

3. ネジ、コネクタを外していく。シリコンゴムの部分を引っ張って剥がす

4. あとは嵌合している灰色のプラスチック部品を分離する

ここまでは非破壊でいけますね。

6. 投影モジュール部の針金2本を引き抜く

7. 鼻パッドを差し込むところの黒いパネルをはずして、バックパネル(黒)と投影モジュール部との接合ネジを外す

8. 破壊も辞さずにバックパネル(黒)を外す

って感じですね。残ったモジュールは以下になります。

  • 接眼モジュール
  • 電源モジュール
  • 左右操作パネル

操作パネルはaltglyphでは使いませんが、輝度調整などに必要なので念の為とっておきます。(輝度は強めで目が疲れる感じなので最低にすると良いと思います)

そしたら、瓶詰さんの作った3Dデータをプリントして、キャップにベルクロテープ(いわゆる「ベリベリ」)でくっつけます。バランスを取るために電源モジュールは後頭部にくっつけます。(ベルクロは縫い付けると頑丈で良いです)

キャップは、ユニクロのUVカットスポーツキャップにしました。頭頂部の突起がないのでヘッドホンをつけながら使用できるところが最高です。

これにusb-c to hdmiケーブル、hdmi to micro hdmi変換アダプタ経由でスマホ画面を出力して利用します。

はっきり言ってキー入力等を伴うような操作はラップトップの方が断然快適なのでメディア消費デバイスとして使っていますが、その点では最高の部類に入ります。特に以外によかったのが、kindleアプリを使った読書です。kindleはテキスト系の書籍だと無限スクロールが設定できるのですが、そうすると文字を大きくしても横に広い画面を窮屈に感じることはないし、

  • スマホのように重いものを持たなくてよい
  • 視界が(ある程度)遮られるので集中できる

というところが意外に良い読書体験をもたらしてくれました。

持ち運びにはタジマのサングラス用ケースがぴったりです:

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