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「身体センサ群のある状態」が意識だという仮定から考えられること

大切なのは、内部状態があるタイプの情報を含んでいると想定できるものであること、そして他の内部システムや全体として生み出されるふるまいに対する役割が、まさしくその役割を担う役割であるということである。…

そのようなケースでは、内部状態がさまざまな可能性を表現できるコードであり、それがたどっている環境の特徴について知る必要がある他の内部システムによって、実質的に「読まれる」ものとなる。 『現れる存在』第8章

「身体センサ群(神経系)のある状態」が意識であるということが真実だとするといろいろ面白い。

  • これと「思考しているときはセンサ群の入力(視覚とか触覚とか)をあまり感じない」という事実を考慮すると、思考を司る小さな悪魔とは「身体センサ群状態のエミュレータ」ではないかと考えられる。

脳における思考の役割とその実現機構についての考察

  • ある音の響きと他の入力情報を総合することで言葉に「共通の了解」=意味を持たせることができ、その状態をエミュレートすることによってその言葉の意味を思考することができている。
  • そしてそのような「似たようなものを一つのものとして捉える」事自体が意識の本質であるならば、原理的に差別はなくならない。なぜなら、言葉で表されるすべてのものは藁人形だからである。
  • 暗黙知とは要するに身体内でのデータ構造のようなもので、それはつまり「身体センサ群のある状態」である。
  • 啓蒙:ある人の暗黙知を他の人にインストールすること
  • ワークショップは人が実際にフレームワークを使用したり背景となる知識を使うことで、「それを利用している時の身体センサ群の状態」を形式知と結びつけることができる。