windowsユーザーにとって悩ましいのは、多くのOSSのインストールや実行はシェルスクリプトで書かれていることです。
せっかくcondaやCUDAによってOS間の開発環境の差異が少なくなっているのにこれは辛い。WSLがあるじゃないか、と思うでしょうが、
WSLではGPUがサポートされていないため、CUDAを使ったりした高速な学習等がこのままではできません。どうすれば。。。
という方のために朗報です。
実は、WSL上ではwindowsのバイナリを実行することができるのです。
あわせて読みたい:
CUDA対応したpythonコードをWSL上から実行する、これはconda envをactivateして呼び出したWSL上でwindowsのバイナリを呼ぶことで実現できます。な、なんだってー
下記記事を参考にしてください。
www.erogol.com
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Using WSL Linux on Windows 10 for Deep Learning Development. | A Blog From Hu...
コマンドプロンプトを開いたら、wslと打ちます。するとWSLのシェルが立ち上がるので、 vi .bashrcして以下を追記しましょう:
alias conda="conda.exe"
alias python="python.exe"
alias ipython="ipython.exe"
alias nosetests="nosetests.exe"
alias pip="pip.exe"
cd /mnt/c/Users/user_name
condaとかpythonにwindowsバイナリのエイリアスを作っています。あと、最後にwindows上のホームフォルダに移動すると便利でしょう。
これで、OSSでのインストラクションやpythonコード実行に使われているシェルスクリプトを実行しながら、実際に動かされるpythonはwindows上の実行環境であり、gpuやCUDAを利用するということが可能になるのでした。
すごいわ、WSL
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