1755 MHz OCのRTX 2080 TiタワーPC(32GBメモリ)を28万円で作った話

(2019年2月6日追記)

せかいらぼ

RTX2080Tiとi9-9900Kでマザボとメモリがぶっ壊れたので交換した

格安でOCのrtx 2080 tiマシンを作った後、cpuをi9-9900Kにしてしばらく使用していたのですが、気づいたら起動しなくなっていました。ヘビーな計算をさせてる最中とかではなく、アイドル時にぶっ壊れてしまったのは謎。メモリを別のと入れ替えたりして、 マザボ( MSI Z370 GAMING PLUS )のメモリスロット DRAM( ADATA XPG-Z1 DDR4-2800 )両方壊れていることが確定。原因はよくわからないままですが、 マザボがintel 第8世代想定のものだった 使っているDRAMがマザボ公式サイトの動作確認メモリに入っていなかった等で不幸な結果とな...

RTX 2080 Ti、欲しすぎる。レイトレエンジンとか汎用エンジニアリング展開の可能性ありまくりだし、Machine Learning、blender、davinci resolveやAdobe系ソフトを結構ヘビーユースする私にとって人権かもしれません。

しかし殺意を抱いてはいけません。アスクに。彼らは為替や運送、サポートのリスクを負っているからマージンを取るのは当たり前で日本に販売会社を置かないNVIDIAにこそ訴えるべきでしょう。

とはいえこんな良い製品を作っていただいているのですから、我々はできうる限り課金を回避して安く手に入れなければなりません。 そんな先日偶然にも香港に仕事で行く機会があったので、深水埗(シャムスイポー)でrtxシリーズを見てきました。

黄金電脳商場でオープンしてる全店舗で聞いてみましたが、rtxシリーズはそもそもがほとんど香港に出回っていないとのこと。いくつか入荷しても30分ぐらいで売り切れてしまうのだとか。

とにかく

• 1週間ほど滞在できる
• オーバークロックモデルがほしい

など伝えたところ、Smartview駿科という店のおっちゃんが親身に聞いてくれ、取り寄せならできる、しかもmsiのsea hawk xなら帰国するまでに入荷できるとのことでした。迷わず注文し、400 HKDをデポジットとしてその場で払いました。入荷したら連絡してくれるらしいが香港の電話番号を持ってなかったのでwechatを交換。

そして無事手に入れました。ちゃんと目の前で中身を確認させてくれました。富野由悠季に少し似たおっちゃん。ありがとう！

https://www.facebook.com/smartview888/

良い店です。小さな店舗ですが黄金電脳市場のほかのどの店よりもちょっと安価でパーツが買えます。ついでにメモリと電源モジュールも安かったのでゲット。全部買うならいくらぐらい割引してくれる？と聞いて5000円ぐらいの割引をゲット。なお日本への発送は対応していないようでした。

• msi GEFORCE RTX 2080 TI SEA HAWK X: 12,900 HKD (187,050 JPY)
• CORSAIR RM750x 80plus gold: 850 HKD (12,325 JPY): amazon.co.jpでの最安値 16,200 JPY
• ADATA XPG-Z1 DDR4-2800MHz 16GB*2: 2,250 HKD (32,625 JPY)

日本円で23万2千円でまずこれらが買えました。簡易水冷・空冷ハイブリッドの超OC SEA HAWK Xは日本で買えないどころかまず手に入らず、1080 Tiモデルですら今なお28万円ぐらいしてるみたいなのでこれは大幅に安いですね。ADATAのメモリもOCながら低めのクロック数ということで安く手に入れられたと思うのですが、日本では超高額でしか手に入りません。

グラボはアスク税回避できるので当然日本よりも安く、台湾・中国製品も少し安いという感じでした。あと、為替手数料等を考えずに購入できるのは香港ならではの特別な条件(=重慶大厦)なので、台湾や中国本土ではこのお得感は難しいかもしれません。

せかいらぼ

香港の重慶大厦（チョンキンマンション）での香港ドル両替はどれぐらいお得なのか検証

香港で日本円を香港ドルに両替するなら重慶大厦（チョンキンマンション）に行け、とwebの記事で読んだけど実際どれぐらい安いの？という疑問を持つ人は多いでしょう。ていうかそもそも空港とか銀行の両替もどれぐらい手数料取られてるかあまり気にしない人がほとんどでは無いでしょうか。ということで検証してみました。(重慶 は「チョンチン」が発音的に正しい気もしますが、「チョンキンマンション」の表記が一般的っぽいのでこっちを使います。)香港でお得にPCパーツとか買った話:調べる対象日本円と香港ドルを両替する際のレート...

さて、では残り。

• CPU: Intel Core-i3 8350K
• マザボ: MSI Z370 GAMING PLUS
• SSD: SanDisk 256GB SATA
• CPUクーラー: 虎徹 Mark II
• 熱伝導グリス: Thermal Grizzly社製 Kryonaut 1g
• ケース: AeroCool LS-5200
• 電源変換プラグ 英国タイプから日本(定格100-200V, 10A)

これらをamazon.co.jp、yodobashi.com、メルカリ等から計48,952円でゲットです。

合計は280,952円ですね。CPUやストレージは妥協しています(そのうち替えます)がこの値段はかなり良いのでは！

電源は香港の英国タイプなのでアダプタを買いました。定格は電源ケーブルよりも同じか大きいものを選ぶことに注意しましょう。

では、組み立て

ちゃんと全裸になっていますか？

これはファンの位置が間違っていて後ほど右側に付け直しました。少しメモリに干渉しますが虎徹 Mark IIのファンはちょっとずらしても固定できるので問題なしです。

できた！

エアフロー的にはこんな感じですねー ファンはないですが底からも空気が入ります。

ひとまずUbuntu16.04で運用してみます。今後のアップデート予定は、

• CPU → i9-9900Kが安く手に入ったら
• マザボ → PCIeのx16デュアルが欲しくなったらASUS WS Z390 PRO
• SSD → aliexpressの独身の日セールで買ったKingSpecのm.2 emmc到着待ち

あと、グラボの下のスペースが空いてるからなんかフィギュアでも置きたいな。