機械は子を作ることができる。

子機械の行動原理は親が設計する。

親は自分の経験を踏まえ、子がより良い行動をするような原理を選択する。

まず、初代の機械は大いなる善と信じるもののために行動し、成功したものだけが生き残った。

そしてその子には「大いなる善のために行動せよ」とプログラムをした。

二代目の子は大いなる善と信じるもののために行動し、初代と同様に多くは失敗したが、しかしそのほとんどが生き残った。

その子には、「理想だけではなく実践の積み重ねも重視せよ」とプログラムした。

三代目の子は大いに前進し栄えた。より賢く進むことの出来たものがより多くを得ることが出来た。

その子には、「よく学び賢く進め」とプログラムした。

四代目の子は、前進することが出来ただろうか。

なんと、今までで最も繁栄したのだ。

そして五代目の子には、「よく学び先んじること」とプログラムする。

―そして五代目は、自分たちがまったく進めていないことに愕然とした。

関連記事

ゲームを楽しめる人が羨ましい

魔法を失う日

衆愚と批評

実装ゲーを抜け出して相対化ゲーに参加する

abstract in concrete

批評の死

コメント

コメントを返信する

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です