Razer blade、アツいですね。
機械学習のtrainや暗号通貨のマイニングをやらせた日には激アツとなり起動不能に陥ることもあります(ありました)。
幸いRazer bladeには一年間の保証がついており、米国企業らしくだいたいの不良に対して無償で修理・交換をしてくれます。
しかし日本にサポートセンターがあるとはいえ故障はできるだけ避けたいものです。今現在購入から一年以上が経ち、保証の崖っぷちからバンジージャンプを決めた僕がどのようにマシンを冷やしてきたか、安心して冷却できている方法は何かをお話します。
この記事を読むと分かること
- Razer bladeはアツい
- 機械学習ぶっ放しても大丈夫な冷却方法
使ってるマシン
Razer blade 2017です。CPUがKaby Lake世代になったので買いました。GPUはGTX 1060。二度修理に出して交換しました。日本で買った日本語配列。(2018年11月2日追記: 型番とかちゃんと調べたら、2016年モデルでした。)
方法1
最初は冷却パッドをアマゾンで購入して使っていました。
冷却パッドの中ではファンが大きく、冷却性能が高い部類です。
しかし、Razer blade 2017はキーボードの中央あたり(T-Y-Uのあたり)が最も熱くなるにもかかわらず、この冷却パッドはファンが4枚なので ちょうどここに風が当たりません。
買うならば大きなファンが1つのものか、5つか6つのファンを備えたものが良いでしょう。しかしどちらにせよ静穏性ばかりが重視され、風量は足りません。
また僕は普段はroostというラップトップホルダーを使って画面を目の高さに合わせているのですが、冷却パッドはちょっと角度がつくぐらいのものしかないのも難点でした。
- 良: 出張とかにもなんとか持っていける
- 悪: 風量が圧倒的に足りない、ディスプレイ位置が高くならない
方法2
空冷でダメなら水冷、ということでサンコーのノートPC用水冷パッドを買ってみました。
案の定といいますか、買ったものが動作せず2度ほど交換しました。
さすが水冷、冷却性能は十分にあり、ボトル内の水を氷なりペルチェ素子なりで冷やしていればなかなかの効果は期待できそうでした。
ですがやはりroostとの相性の悪さや携帯性を考え、これもボツとなりました。
- 良: 冷却能力はけっこうある
- 悪: 準備と運用がめんどい、roostとの相性がよくない、底面に貼り付けるとエアフローを阻害する
方法3
うるさくても良いから強力なファンはないものか、と探していましたがラップトップ用途では一向に見つからず、小さなサーキュレーターを買ってみることにしました。
ブラシレスモーターの強力なファンみたいです。バッテリー駆動でmicro usb給電なところとかは最近の便利家電という感じで良いですね。
一番良いのは、roostを使いながら冷やすことができる点!!
これはなかなか良かったです。出張とかにはこのやり方が良さそうです。
- 良: 冷却能力はけっこうある。出張とかにも持っていける。
- 悪: 特に無い
最強の方法
では現在はどうやって冷やしてるのかと言うと、大どんでん返しみたいでとても忍びないのですが、大型サーキュレーターを使用しています。。。
やっぱり風量が大正義だったということと、実は表面からも結構放熱できるというところが重要でした。
このファンなら何日間もtrainぶん回しても平気です。
欠点は、まあまあうるさいことでしょうか。朝目が覚めると、雨でも降っているのかな?と思うぐらいにはうるさいです。
そのぶん冷却性能は間違いないし、お手軽なのでおすすめです!
- 良: 冷却能力はかなりある。
- 悪: うるさい。
番外編
ラップトップ用のクーリングパッドを検索していると吸引式のファンが上位に出てきますが、実はこれはRazer blade 2017では使うことができません。
これは排気口にくっつける必要があるのですが、Razer blade 2017の排気口はキーボードのヒンジ部分にあるため、ラップトップを開いた状態では装着することができないのです。
これが使えたらこんなに苦労することもなかったのかもしれない。
次世代、発表されましたが期待大です。
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