あープロジェクト管理してーわー
そんなお前 見込みアリ
というわけでRedmineを使いたいです。でも余分なパソコンはありません。
でも実は誰でも1台だけ無料で使えます。そう、amazon ec2のマイクロインスタンスならね。
しかしRedmineのインストールはRubyのバージョン指定とかなんやらでやたらと面倒臭いです。以前試行錯誤の果てにec2上でnginx+unicornで動かしていたのですが、もうちょっと設定の過程をすっきりさせたくて再インストールしようかなというところでさっそうと現れたのがBitNamiです。
なんでもワンクリックでRedmineやwordpressやjenkins等々をec2上に構築してくれるというではないですか。
このページの”Cloud Server”のとこをクリックするだけの簡単な構築作業です。
とはいえこれだけだと余りにも過程が不透明なので、インストーラーを使ってインストールしてみます。
まずec2のマイクロインスタンスを立ち上げてsshで接続するところまではドットインストールのAmazon Web Services入門の#5までを参考に。
マイクロインスタンスのメモリは613MBしかなく、RedmineのBitNamiインストーラを使うには2GBぐらい要るよと言われるので、まずはスワップ領域を確保します。
$ sudo dd if=/dev/zero of=~/swap.0 bs=1024 count=1048576 1048576+0 records in 1048576+0 records out 1073741824 bytes (1.1 GB) copied, 28.9288 s, 37.1 MB/s $ sudo mkswap ~/swap.0 スワップ空間バージョン1を設定します、サイズ = 1048572 KiB ラベルはありません, UUID=c54b30ec-1727-423e-8f55-ce585a2cffe9 $ sudo swapon ~/swap.0
スワップ領域を1GB確保しました。インストールにはこれで充分でした。確保できていることを確認します。
$ sudo swapon -s Filename Type Size Used Priority /home/ec2-user/swap.0 file 1048572 0 -1
そしたらインストーラをとってきて実行するだけです。超簡単。
$ wget http://bitnami.com/redirect/to/24967/bitnami-redmine-2.3.3-1-linux-x64-installer.run $ chmod 755 bitnami-redmine-2.3.3-1-linux-x64-installer.run $ sudo ./bitnami-redmine-2.3.3-1-linux-x64-installer.run
設定に関していろいろ聞かれますが、”English”と”Y”で答えとけば問題ないでしょう。Redmineの通知用のメールアドレスを登録したい場合はインストール中にできます。
これでインストールは終了です。簡単すぎて涙が出ます。
redmineのルートは/opt/redmine-2.3.3-1/になります。MySQLとか必要なものは全部この下にインストールされます。なのでデータベースにアクセスするには、
$ sudo mysql -uroot -p -S /opt/redmine-2.3.3-1/mysql/tmp/mysql.sock mysql
みたいな感じになります。面倒ですね。
普通に使う分にはこれで問題ないのですが、こういうローカルなインストールはなんか気持ち悪くて、バージョンの変更とかいうときに非常に面倒じゃないかと思って、結局またnginx+unicornを使うことにしました。それに関しては次の記事で。
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